8月1日 キーストーン受注再開します
皆さま、お久しぶりです。大変お待たせしました。
ここのところあまりにもキーストーンのバックオーダーが溜まり過ぎてプレッシャーに負けそうになっていたので、今年に入ってから新規のオーダーをストップしていました。すいません。あらかた生産の目処が着いたので8月1日より受注再開させていただきます。
そしてひっそりこっそりニューモデルも2型仕込んでいました
ひとつめオーソドックスなエンジニアブーツ。
キーストンのバイカーブーツはウエスタンのローパーのラストを使っているので、ローパーとエンジニアの間くらいのイメージで作っていました。
写真だけだと「バイカーブーツと一緒じゃねぇか」という声が聞こえてきそうですが、ラストが全く違いますようやくオーソドックなエンジニアを作ることができました。
今回は新たに作っていたアメリカ製のラストを使ったのですが、このラストで作ってみて「やっぱバイカーブーツはバイク乗りのためのブーツだったんだな」と実感しました。出来た時は気づきませんでしたが。ジャムセッションみたいに最終的にキチンと繋がって辻褄を合わせることができました。それに対して新しく登場したのは、これはもうエンジニアブーツ以外の何者でも無い一足。トゥのボリュームが大きめで、甲も前にせり出していてシャフトは広め。エンジニアブーツをフレキシブルグッドイヤーで作っているので見た目はスタンダードなエンジニアで履き心地はフレキシブルグッドイヤーの柔らかい履き心地だとお考えください
簡単に言えばリオスとレッドウィングがくっついたみたいなブーツです
Keystone Engineer Boot ¥68000+Tax
Size 5~12 D Or E
Construction Keystone Flexible Goodyear Process
Insole Keystone Flexible Leather Insole
Sole Fukurokuju (The FinestBoot Repair Manufacturer)
Release Date August.1
Delivery Date 1 year
もうひとつは気品漂うブルーチャーチャッカで、アタシがずっと目指している「気がついたら毎日履いている靴」を現段階でいちばん体現しているチャッカです。
長年靴修理をしてて感じるんですが、ヒールカウンターが壊れている靴ってすごく多くて、ずっと思っていたのですがカウンターって必要なのか?壊れるものがないなら壊れようがない!「なら要らなくない?」ってことで、この靴はカウンターがありません。半年履いて見たのですが、気がついたら毎日履いていました。カウンター 先芯がないことによりアッパー自体も軽くて柔らかく、耐久性も増しました。「そんなことやったらフィット感が犠牲になるんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、そもそも革靴履いて全力疾走しねーし、走るときはスニーカー履いてください。
こちらの底付け方法はキーストーンではじめて採用したステッチダウンで、薄手のハーフミッドとフレキシブルインソールの組み合わせでアッパーもカウンターレス ソフトトゥなので軽くて柔らかいので気づいたら履いている靴が完成しました。今回はクッションインソールを入れる設計になっています。
Keystone Blucher Chukka ¥53000~58000 +Tax 調整中
Size 5~12 D Or E
Construction Keystone Flexible Stitchdown Process
Insole Keystone Flexible Leather Insole
Sole Fukurokuju (The FinestBoot Repair Manufacturer)
Release Date August.1
Delivery Date 1 year
新作はもちろん旧作も含めて今までキーストーンで使ってきた革はどれでも使うことができますので、奮ってオーダーをお待ちしております。